ISUMI VILLA
夷隅川の河川敷が敷地まで続くような風景の中に、護岸に並行して建つ土木的なたくましい壁を強調した建築である。
このプロジェクトにおける建築をつくることの目的は、実面積をもった内部機能と空間をつくることと合わせて、実はもっと大きな効果として、屋外フィールドを一つの印象的な空間とするために、建築のヴォリュームが強い「背景」となることだった。
建物自体の計画は、屋外と繋がる土足で入れる土間キッチン、音楽と映像を屋外から楽しめるリビング、キャンプ感を損なわないタイニーなベッドルーム、車や物と戯れるガレージスペースがリニアーに連なるシンプルなもので、離れのバスルームとサウナにはビオトープを渡って行く。
自然や生物多様性などの一旦を五感で感じ、思う存分観察し、自分もその中の一部となってダイナミックに溶け込むような体験の場であることを大切にした。
- 年
- 2022











