INHERITANCE
兵庫県西宮市, 日本
計画地は複雑な形状で、東側はカーブした道路に面し残りは隣地住宅に囲まれ、さらに周囲とは高低差もあった。建物の配置は以前建っていた和風住宅を踏襲した場所に設定し、以前の庭の広がりをそのまま受け継ぎ、建て替えながらも歴史の継承を意識した。新たな庭には自然樹形の植栽・草花が巧妙に配され、周囲の人々にもこれまでと同様に四季の変化を楽しんでもらえる潤いのある場を提供している。
エントランスには御神木としてナンジャモンジャが植えられ、縦格子門扉を抜けると緑がつながった起伏のある庭と緩やかなアプローチ階段が来客を迎えてくれる。
1階は玄関・個室・水廻りを中心に配置。玄関ホールは東西の緑がつながる軸を主軸にしつつ、南北にも抜けのある空間に仕上げ、軸の交点には上下階をつなぐ階段を配した。
2階はリビング・ダイニング・キッチンと東西のテラスが一体的につながった開放的な空間が広がる。テラスの壁は周囲からの視線を遮る高さにしていることで、全体がプライベートな家族だけのアーバンリゾート空間として、オープンな気持ちのよい場所となっている。さらに大空間に付随して奥には落ち着いた雰囲気の和室と中庭がつながる。
- 建築家
- マニエラ建築設計事務所
- 年
- 2022
- プロジェクトステータス
- 竣工済
関連したプロジェクト
Magazine
-
-
Periphery as Method: On Architecture’s 'Dispositional Intelligence'
Guiomar Martín | 15.05.2026 -
-


















