新百合ヶ丘の家
神奈川県川崎市, Japan
周辺は多摩丘陵の東端に位置し、丘陵と谷戸、高台と低地の狭間に沿って坂道が続く。
ここでは造成地に特有な高低差を伴った地形に対し、周辺の光や風、視線を制御するように外壁と屋根を立上げ、壁と壁の合間、屋根と屋根の合間に開口部を設ける構成とした。
断面方向では西側造成擁壁の安息角まで基礎を下げ半地下空間を設けることで、結果的に内部はスキップフロアの構成となった。
周辺の擁壁と造成地の合間を縫う坂道のように、内部では壁とスキップする床を縫い合わせる動線が立体的に折り畳まれ、一続きの内部空間が生まれた。移動するたびにフレーミングされた開口部から垣間見える高低差のある景色の展開により、内部と外部が連続する体験が生まれる。
- Architects
- 加藤大作/UND一級建築士事務所
- Year
- 2019
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