崖上の住宅
敷地は南側に傾斜を持ち、南側1/3は70度、北側2/3は45度の傾斜となっており、平地部分は全くない。接道は北側にしかないので、45度の角度を持つ斜面地の中で計画をしている。
岩盤質の地盤の掘削を最小限に抑えるために、それぞれのボリュームを斜面に引っ掛けるように置くことで床のレベルを設定している。その結果、この家は6つの床レベルを持つこととなった。高さの異なるそれらの床を小さな段差や階段でつないでいくことにより、この場所が持っていた特殊な性質を居住空間に取り込み、変化に富んだ迷路性を持つ空間となっている。
眺望の良さもこの敷地が持つ大きな魅力であるが、ここではその眺望との対峙の仕方についても様々な可能性を検討した。眺望に対して設けられた開口部にテラスを連続させたり腰掛けられるようにするなど、それぞれに性格を持たせ、取り巻く環境に対して多様なアプローチを試みている。
- Ano
- 2021
- Status do projeto
- Built












