山縣洋建築設計事務所

バレエダンサーのご夫婦のための住宅とバレエ教室用スタジオの3階建複合用途の建物。最大ボリュームを確保できる2階にバレエスタジオを配置、1階はバレエスタジオ関連の室、3階を二世帯住宅の居住域とした。 バレエスタジオの空間の有効面積を最大限にし、かつ4ｍの天井高を確保するため、柱と梁を扁平に薄くし、2.4ｍスパンで門型のフレームを並べた架構となっている。 バレエスタジオの空間を大きくするという単純な要望に対して、それをストレートに追求した結果、素っ気なくも根源的な強さをもった素朴な空間が生まれた。