綱島東の出窓
神奈川県横浜市, 日本
若い二人のための住宅。
最初に会った時から応援したくるような二人。それは彼らが譲り受けた土地を丁寧に、大切に受け取ろうとする姿勢に垣間見れ、周囲への細かい配慮とリスペクト、そして行動力が感じられたかもしれない。
その二人が譲り受けた土地は、面する住戸が共有する舗装されていない砂利敷の私道の奥。取り残されたどん詰まりの敷地ですが、救われるのは南の隣地が広い駐車場になっていて当面の計画がないだろう?と思われること。
仮にいつか計画が始まっても彼らの生活が維持できる手段がないかと考えた。
東西に狭く長いこの敷地に、1階をプライベートスペースに、2階をLDKに計画した。中央に階段のコアを配し構造を固め屋上までつなげた。階段のコアを中心に1階は寝室と水周り、2階はダイニングキッチンとリビングスペースを緩やかに分けた。
1階はハイサイドの窓でプライバシーを守りながら光を享受。2階は分けられたダイニングキッチンとリビングスペースを近づけ繋ぎ止めるため、建物からちょっと出した東西に長い出窓を用意した。長い出窓は2階のLDK全体に光と風を運ぶのはもちろんのこと、将来南側に建つかもしれない建築に対して光を享受する可能性を広げるはずです。
家族のスペースを繋ぎ未来に対処する出窓が、彼らの日常を豊かにすることを期待します。彼らがこの土地を繋いだように。
- 建築家
- 納谷学/納谷建築設計事務所
- 年
- 2025
- プロジェクトステータス
- 竣工済
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Periphery as Method: On Architecture’s 'Dispositional Intelligence'
Guiomar Martín | 15.05.2026 -
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