堀口捨己と谷口吉郎 ―茶室に魅せられた建築家―
金沢の文化を代表するものといえば、茶道が挙げられます。九谷焼の窯元の家に生まれた建築家谷口吉郎も、自邸に移築された江戸期の茶室「一種庵」で、数寄者であった父のふるまいを眼にしながら、独自の美学を育みました。他方、大学で谷口の先輩にあたる建築家の堀口捨己は先端的なモダニズムから徐々に茶の湯の世界に入り込み、茶室研究の第一人者となります。両者は松永耳庵などの茶人を介して新しい数寄屋のあり方について様々な試みを行い、「八勝館」(1950)や「游心亭」(1974)などすぐれた数寄屋建築を世に送り出します。今回の展覧会は、国立近現代建築資料館所蔵の堀口史料と谷口建築設計研究所所蔵の谷口史料を中心に、20世紀の日本文化を再読し、戦後の和風建築を牽引した二人の建築家の歩みを辿ります。
- 日時
- 2026.2.14, 09:02 - 2026.5.31, 17:00
- 場所
-
谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館
寺町5-1-18
921-8033 金沢市, 日本 - 主催
- 谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館
- リンク
- kanazawa-museum.jp
Magazine
-
-
Periphery as Method: On Architecture’s 'Dispositional Intelligence'
Guiomar Martín | 15.05.2026 -




