慶雲館
東京, Japan
山手線沿い渋谷-原宿間の細長い敷地で、西はファイアストリート、東は線路と宮下公園に面すため、両A面となる東西立面が受ける日射と視線、及び執務環境に配慮した、4階建てのテナントビル。
外壁への日射・紫外線を遮断させ、熱負荷と劣化を抑制するため、構造やメンテに負担をかけぬよう軽くて分解でき、風雨・温度変化にも耐えるR形状で伸縮も許容する“アルミ板すだれ ”を考え、そこに近隣景観と調和し、五輪会場へ向かう外国人に日本らしさをも感じさせる5つの伝統色を施し、鱗雲状に外壁に被せました。
また室内は、対岸の公園の緑を最大限借景すべく全幅横連窓とし、雑然とした渋谷の地で、身も心も快適な執務環境を目指しました。
- Architects
- 相坂研介設計アトリエ
- Year
- 2014
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