灯台の家
敷地は閑静な住宅街にある旗竿地である。旗竿地であっても「外」に向けて、行き交う人や地域との関連性を生み出せるよう、竿部分の突き当たりの小さな広場は全面ガラスとすることで視覚的に内と外を繋げている。
水回りを完全に独立させた多目的室はゲストルーム、書斎、将来の子供部屋、アトリエ、事務所、ギャラリー、などの多様な使い途に適応できるようになっている。独立型多目的室のある家はニーズが多様化する現代人の生活を応援する新プロトタイプとなることを意識している。
1階の多目的室を除き、その他の部屋は浴室以外全て繋がっている。灯台のように四方に回る高窓とスキップフロアを活用し開放的で光に満ち溢れる住空間となっている。
- Year
- 2017













